【競輪】右アゴ骨折などの大ケガから復活の本島泰康 復帰5走目での1着に笑顔
「おもちゃ王国杯争奪戦・F2」(25日、玉野)
2日目8Rのチャレンジ一般で本島泰康(30)=熊本・97期・A3=が最終2角から先行して1着。2019年3月の取手で落車し、右アゴ骨折、右眉部を6針も縫う大ケガで1年3カ月も欠場。前場所の武雄で復帰し、5走目で1着をもぎ取った。
レースは5車立てで、本島は正攻法。打鐘を過ぎても後方からの動きはなく、誘導員が退避した最終2角から先行。マークの柴田了(福岡)が直線で迫ったが、本島は踏ん張って1着でゴールした。
レース後、本島は「やっぱり1着はいいですね」と笑顔。「落車で5カ月も入院して、練習を再開できたのも今年3月上旬。まだまだかな…と思っていましたが、先行で1着が取れました。僕は先行屋ですから、今後にもつながると思います」と勝利の味をかみしめるように語った。