【POG】2歳戦独断評価 フランケル産駒モンファボリがレコードで圧逃V

 2歳新馬戦が20、21日に東京、阪神、函館の3競馬場で計6レース行われた。20日の函館5R(芝1200m)ではフランケル産駒の2番人気モンファボリ(牝、栗東・須貝)が素晴らしいスピードを発揮し、1分8秒7の2歳コースレコードで初陣を飾った。

 抜群のスタートダッシュでハナを奪い、追走に苦しむ後続を尻目に勝負どころでも余裕の手応え。直線ではさらにリードを広げて、5馬身差でゴールを駆け抜けた。先行した6番人気ホーキーポーキーが2着、10番人気のキンバがさらに2馬身差の3着。なお1番人気のラピカズマは6着に終わった。騎乗した武豊は「いいスピードがあるね。フットワークとバランスがいい」と高く評価。須貝師は「走りが軽く従順。ゲートも抜群でセンスがある。オーナーと相談してからだが、北海道にいるし、函館2歳S(7月18日・函館、芝1200m)を視野に入れてもいい」と話した。(評価A)

先週の新馬戦勝ち馬評価一覧

レディステディゴー(牡、父ダイワメジャー、栗東・浅見)

土曜阪神、5R・ダート1200m、 鮫島駿「パワータイプで条件がピッタリ合っていた。体が大きい分、緩さがあって初戦は心配でしたが、能力で勝ち切ってくれました」(評価B)

クールキャット(牝、父スクリーンヒーロー、美浦・奥村武)

土曜東京、5R・芝1400m、ルメール「能力はありそうですね。道中は一生懸命走って、ゴールまでしっかり伸びてくれました」(評価C)

ブルーシンフォニー(牡、父スクリーンヒーロー、美浦・伊藤圭)

日曜東京・5R・芝1600m、田辺「直線で追いだしを待たされたが、進路を切り替えてからの反応が良かった。1400mを除外されたが、忙しい競馬よりかえって良かったかも」(評価C)

シュヴァリエローズ(牡、父ディープインパクト、栗東・清水久)

日曜阪神・5R・芝1600m、清水久師「最後はいい脚だったし、勝負根性もある。距離はいろいろ試してみたいですが、詰めるよりも延ばした方がいい」(評価B)

ブルースピリット(牡、父インヴィンシブルスピリット、栗東・中内田)

日曜函館・5R・芝1200m、 藤岡佑「3コーナーで馬込みに入れたら手応えが良くなり、4コーナーでは大丈夫だと思った。初戦としてはいい内容」(評価C)

(評価はS、A、B、C、Dの5段階)

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