【マーメイドS展望】今年も波乱必至!サラスが連覇を狙う

 「マーメイドS・G3」(14日、阪神)

 昨年7番人気で当レースを制したサラスが連覇を狙う。脚部不安による約1年の休養後、復帰戦の新潟大賞典でひと叩きして駒を進めてきた。その前走は直線で内にモタれて伸びを欠き15着に大敗。ただ、長期休養明けを叩かれた効果が見込める今回は、スムーズな競馬ができそうだ。

 重賞初挑戦となった福島牝馬Sで2着に好走したリープフラウミルヒ。中団追走からまくり気味に進出し、直線では馬場の真ん中を力強く伸びてきた。別定戦で並み居る強豪牝馬たちと互角以上に渡り合った点は高く評価でき、今季の充実ぶりには目を見張るものがある。同様のレースができれば重賞タイトルにも手が届きそうだ。

 当レースと抜群の相性を誇るパールS組からはナルハヤに注意したい。その前走は前半1000メートル通過が61秒3のスローペースで逃げて残り。同型との兼ね合いが鍵になるが、マイペースならしぶとい粘りを発揮する。鞍上の藤田菜にも注目だ。

 昨年の4着馬で、その後のエリザベス女王杯でも4着に入るなど、重賞でも安定感が光るセンテリュオや、19年中日新聞杯Vの実績があるサトノガーネット、そして中山牝馬Sで2着に好走したリュヌルージュなど、伏兵陣も多士済々で侮れない。

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