【安田記念】戸崎圭G1で見せる!大けが乗り越えダノンキングリーと復活V

 G1に復帰する戸崎圭が、ダノンキングリーとビッグタイトル奪取を目指す
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 「安田記念・G1」(7日、東京)

 2019年11月のJBCレディスクラシックでの落馬負傷で右肘開放骨折の重傷を負い、長期の戦線離脱を余儀なくされた戸崎圭太騎手(39)=美浦・田島=が、ダノンキングリーとのコンビでG1の舞台に帰ってくる。皐月賞3着、ダービー2着とパートナーとは、あと一歩のところでG1の勲章を逃してきた。アーモンドアイをはじめ豪華メンバーがそろうが、待望のタイトル奪取を果たし、自身も鮮やかな復活劇を見せるつもりだ。

 戸崎圭がいよいよG1の舞台に戻ってくる。パートナーはダノンキングリー。19年10月の毎日王冠(1着)以来のコンビ復活で、G1復帰初戦から勝利を目指す。

 アクシデントが起こったのは、19年11月4日のJBCレディスクラシック。スタート直後の落馬で右肘を開放骨折した。しかも、1回目の手術が経過が思わしくなく、1月には2度目の手術。「これまでで一番長く戦列を離れた」というほどの大けがとなった。

 5月1日から調教騎乗に復帰。そこからさらに万全を期して、実戦へのカムバックは23日の東京となった。約半年ぶりにレースに騎乗し、「久しぶりなので流れを忘れているところもあったけど、馬にまたがった時はうれしく思いました」と素直に喜びを表した。

 先週までに11鞍に騎乗し、まだ復帰後の初勝利こそないが、着実に実戦勘を取り戻している。そして、満を持して安田記念でダノンキングリーとのコンビ復活。5月29日に久々にパートナーにまたがり感触を確かめた。「ひと回り大きくなっていますね。精神的にもどっしりして確実に成長しています」と進化ぶりを実感して目を細めた。

 18年10月の新馬戦から6戦続けて手綱を取ってきた。「毎日王冠では自分がスタートを失敗したと思ったけど、直線はすごく伸びてくれた。あの末脚はなかなか使えない。そういうことを考えると、どこかでタイトルを獲らせたいですね。それが今回なら」と言葉に力を込める。豪華メンバーがそろった一戦だが、ここで勝てば人馬ともに最高の勝利になる。

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