【日本ダービー】コントレイル“吉兆枠”引いた!父ディープと同じで矢作師「絶好」

 「日本ダービー・G1」(31日、東京)

 15年ぶり、史上7頭目の無敗2冠を狙うコントレイルは3枠5番と、05年に父ディープインパクトが無敗の2冠馬に輝いた時と同じ枠番に入った。また、僚馬のサトノインプレッサは昨年覇者のロジャーバローズを輩出するなど、近年好走が目立つ1枠1番となった。

 運命に導かれたようだった。05年の父ディープインパクト以来、史上7頭目の無敗での2冠達成を狙うコントレイルは3枠5番を引き当てた。父と同じでまさに“吉兆枠”。矢作師は「明らかにCコースになって内が有利なのは分かっているから。絶好としか言いようがない」と大歓迎だ。

 重なるのは、枠順だけではない。27日夜、指揮官は追い切りの映像を目にし、ある確信を得た。「生で見たときはそんなに感じなかったが、あの跳びにディープっぽさを感じた。そういう跳びに変わってきているよね。前とは走り方が違う」。“飛ぶ”と評された父の領域に、近づきつつある走り。進化を続ける愛馬の姿を、頼もしく感じている。

 1枠1番の皐月賞は後方からの競馬になったが、「前走も出遅れたわけではない。本来はスタートセンスがいい馬で、ゲートも速い。前走は内の馬場状態もあったからね」と全く不安視していない。「厩舎カラーのこともあって、赤帽はいい印象がある。(3枠6番の)リスグラシューの有馬もそうだった。そういう意味でも、何も言うことはないです」と力強い。

 追い切り翌日の28日朝は、引き運動で体をほぐし、決戦に向けて体調を整えた。父が世代最強を証明してから15年。同じゼッケンを背に、堂々と同世代7262頭の頂点を目指す。

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