マスターフェンサーの弟クライマックス6・7阪神でデビュー(POGブログ西)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。クラシック戦線の最前線にいる3歳馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 来週(31日)のダービーが終わると、翌週からは2歳馬がデビュー。栗東トレセンでも緑色のゼッケン(2歳馬)がだいぶ増えてきた。

 現在はブリーズアップセール出身の2頭が入厩している吉田厩舎。トウカイライフの18(牝、父ブラックタイド)は昨年に新馬、コスモス賞を連勝して、阪神JFにも出走したルーチェデラヴィタの異父妹。14日にゲート試験を合格し、順調に調整が進められている。師は「追い切りはまだ1本(19日に栗東坂路で4F58秒8-13秒2)だけど、その時の動きは良かった。すぐに仕上がりそうなタイプだし、3回阪神の1~2週目にデビューできればと思っている」と話した。僚馬のチャプレットの18(牝、父ヘニーヒューズ)も今後のケイコの進み具合では、早期のデビューもありそうだ。

 マスターフェンサーの異父弟・クライマックス(牡、角田、父ダイワメジャー、母セクシーザムライ)は6月7日の阪神・芝1400mを予定。師は「早めに入厩してここを目標に乗り込みを消化。ゲート試験もすぐに合格し、順調にこられている。兄よりも軽くてスピードがあるので、芝のこの距離でもやれそう。楽しみにしている」と期待を寄せた。僚馬のモーリス産駒・コンセプト(牡、母ダンスウィズミー)は、6月6日or14日の芝1600mでのデビューを視野に入れている。(馬三郎栗東支局・塩手)

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