富田暁が国内騎乗 豪州で学んだ経験生かす「気持ちの面強くなった」

 昨年8月から豪州に長期遠征していた富田暁騎手(23)=栗東・木原=が今週、久々に国内で騎乗する。騎手免許更新試験のため一時帰国した際の1月25、26日の京都以来だ。

 新型コロナウイルスの影響で帰国を決意したが、「10カ月しか行けませんでしたけど、機を見てまた海外で乗りたいですね」と野心はメラメラ。久々の日本でのプレーを前に「技術面は周りの方々が見て判断するものだと思いますが、気持ちの面が一番強くなったと思います。そこを見てもらいたいですね」と目を輝かせていた。

 豪州では「通っていいのはインから2頭目まで。3頭目まで回すと注意を受けます」とタイトな競馬を経験。日本と比較して「競馬のスタイルが違いますし、そこは臨機応変に。でも、豪州で学んだことを実戦で生かし、結果を出したいですね」と気合が入る。

 土日は京都で16鞍。「重賞でも3着の実績がある馬。体調面はいいし、鉄砲駆けするタイプ。チャンスだと思います」と話す、日曜11Rエーティーラッセンは楽しみ。猛アピールだ。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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