血統馬ブエナベントゥーラが時計 素質の高さ感じる走り(POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。クラシック戦線の最前線にいる3歳馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

先週はダービートライアル青葉賞が行われ、ホープフルS、弥生賞で3着とトップレベルで好走してきたオーソリティ(牡、木村)が優勝。ダービーへの優先出走権をゲット!したのですが、レース後に骨折が判明し、休養を余儀なくされることに。残念ですが、ゆっくり休んでまた元気な姿を見せてほしいですね。

 さて今週は注目の血統馬ブエナベントゥーラ(牡、堀、父モーリス、母ブエナビスタ)がウッドコースで軽く時計を出しました。5F70秒9-56秒0-41秒2-13秒6とまずは肩慣らしと言った時計ではありますが、軽いフットワークで素質の高さを感じさせています。その直後をノックオンウッド(牡、堀、父Frankel、母トゥアーニー)も5F71秒1-56秒2-41秒1-13秒6とマイペース。デビューに向けて順調と言えますね。

 サトノレイナス(牝、国枝、父ディープインパクト、母バラダセール)もウッドで4F54秒5-39秒5-12秒4とドナアトラエンテ、ペルラネーラ相手に併入。アカイトリノムスメ(牝、国枝、父ディープインパクト、母アパパネ)はいったん放牧に出ましたが、こちらはこのまま東京開催を目指して調整が進むようです。

 意欲的に追い切られているのはトゥーフェイス(牡、新開、父モーリス、母マスクオフ)。先週から早めの時計を出し始め、今週はウッドで5F71秒0-55秒6-41秒1-13秒4をアバオアクーを追走して手応え十分で併入しました。非常に軽い走りが目につく馬。デビューは東京初日の芝1600mを横山典で予定しています。

 個人的に少し目につくのはステディシュシュ(牝、田中剛、父モーリス、母フレンチバレリーナ)。モーリスらしく見栄えがする馬で、歩いている姿が好印象。今後も注目してみたい一頭です。(馬三郎美浦支局・木村)

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