3カ月ぶり復帰の菅原明「ワクワク」
1月13日の中山で落馬し、右大腿骨頚部骨折などの重傷を負って戦線離脱していた菅原明良騎手(19)=美浦・高木=が、11日の福島で復帰する。
「乗りたくて仕方がなかったです」。同期の斎藤、岩田望、団野が存在感を示しているとあって、もどかしい気持ちが増すのも無理はない。しかし、休養中は彼らの活躍に焦りを感じつつも、自分ができることに徹した。「1年目は取りこぼしたレースもたくさんありましたし、反省する点は多かったと思います。そこで休みの間にこれまでの自分のレースを何回も見直しました」。騎乗できなかった時間も、決して無駄にはしていない。
3カ月ぶりの実戦に向けて「とても楽しみですし、ワクワクしています」と瞳を輝かせた。やる気に満ちあふれた関東のホープが、福島でどんな騎乗を見せてくれるか注目だ。(デイリースポーツ・小林正明)