【POG】3歳馬特別戦総括 フライライクバード、エヴァーガーデンが1勝クラス快勝

 先週末は中山、阪神の2競馬場で1勝クラスの特別戦2レースが行われ、4日の阪神・アザレア賞(芝2400m)はスクリーンヒーロー産駒のフライライクバード(栗東・友道)が1番人気に応えてV。5日の東京・山吹賞(芝2200m)も1番人気のエヴァーガーデン(美浦・高橋祥)が勝利した。

 4日の阪神9R・アザレア賞はフライライクバードが単勝1・8倍の1番人気に応えてV。道中はじっくり構えて、勝負どころで強気に外から進出。直線の前半で早々に先頭に立つと、ゴールまできっちり伸びて押し切った。勝ち時計は2分27秒4。先行した4番人気のディープボンドがしぶとく脚を使って半馬身差の2着。2番人気のサトノシャロームがさらに半馬身差の3着に続いた。「勝ち切ってくれて良かった。この距離もいい」と福永。二四での連勝に、友道師は「道中でつまずいたり、直線も向かい風という状況で勝てたのが大きい。距離が延びて良くなったし、ダービーを目指して青葉賞(5月2日・東京、芝2400m)へ向かう予定」と今後のプランを明かした。(採点・★★★☆☆)

 また、5日の中山9R・山吹賞は、丹内騎乗のエヴァーガーデンが1番人気に応えて押し切った。スローペースの逃げに持ち込むと、直線の追い比べから、残り1Fでもうひと伸び。最後は5番人気リスペクト(2着)に詰め寄られたが、半馬身差をつけてオークス出走に望みをつないだ。勝ち時計は2分16秒5。2着から1馬身半差の3着には7番人気サーストンカイドーが入った。丹内は「前走後はピリピリしていたが、レースでは落ち着いていた。自然とハナに立てた」と笑顔で振り返った。高橋祥師は「距離はあった方がいいね。2勝したので、オークス(5月24日・東京、芝2400m)につなげることができたと思う」と樫の舞台を見据えた。(採点・★★★☆☆)

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