国枝厩舎の2歳馬は入厩済みが多数 リュラネブラはゲート試験合格(POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。既にデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 桜花賞、皐月賞の前哨戦が終了し、いよいよクラシック本番を迎えます。本来は大勢の観客の前で最高の盛り上がりを迎えるのですが、コロナウイルスの収束はまだ先になりそうですね。無観客競馬が続いていますが、開催できるだけでも本当に幸せなことと思います。筆者は最前線で競馬に触れられる人間として、皆様に良質な情報をお届けできるように改めて心掛けていきたいと思います。

 さて今週は国枝厩舎の入厩予定馬を師のコメントとともにご紹介。リュラネブラ(牡、父ロードカナロア、母リュラ)はハープスターの近親で、既にゲート試験も合格済み。「育成牧場での動きも良かった馬。距離は短めかもしれないが、早くから走れそう」。

 ロジモーリス(牝、父モーリス、母メチャコルタ)もゲート試験に合格済み。「迫力のある馬だね。馬格もしっかりしているし、早めに行けそう」。

 サトノレイナス(牝、父ディープインパクト、母バラダセール)はサトノフラッグの全妹。「トータルで点数が高いね。牝馬だし、兄よりも目覚めが早いんじゃないか。期待してます」。

 コンテスティッド18(牝、父ディープインパクト)はギベオンの全妹。「牝馬のディープ産駒でまとまった体をしている。速い脚がありそうだね。こちらも早めに入れそう」

 アカイトリノムスメ(牝、父ディープインパクト、母アパパネ)は3冠牝馬の4番子。「バランス良くて品がある。初めての牝馬だし、楽しみだね。もうひと回り大きくなってほしいが、上と比べると気性は今のところ大丈夫。早めに来られそう」。

 ディアマンテール(牡、父ドゥラメンテ、母ダイヤモンドディーバ)はシャドウディーヴァの半弟で既に入厩済み。「いい馬。気性も問題なさそうだし、早めにゲート試験を合格させてクラシックでの活躍を期待している」。

 アンドルディース(牝、父ハーツクライ、母ウィキッドリーパーフェクト)はハートレーの異父妹。「いい馬だよ、デビューはそう遅くはならないと思うし、クラブでも人気だったみたい。楽しみ」。入厩済みの馬もいて相変わらず豪華なラインナップ。クラシック戦線をにぎわしてくれるはずです。(馬三郎美浦支局・木村)

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