【桜花賞】マルターズディオサ軽快 手塚師満足げ「中身の上積み」

 「桜花賞・G1」(12日、阪神)

 チューリップ賞を制したマルターズディオサは2日、栗東CWで併せ馬。ライバーバード(6歳2勝クラス)を1秒5追走し、馬なりのまま加速して併入。6F80秒1-37秒2-12秒1で軽快に駆け抜けた。美浦から駆け付けた手塚師は「いいんじゃないですか。ケイコで目立つタイプではないですし、思い通りの追い切りができましたから。これぐらいやれれば十分」と満足げだ。

 師は13年にチューリップ賞3着のアユサンをそのまま栗東に滞在させ、本番を勝った実績がある。「(マルターズディオサは)もともと落ち着いていて、環境の変化には動じなかった。地味な馬体ですが、中身の部分の上積みはありますよ」と前走からのプラスアルファを強調した。

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