藤沢和厩舎は次世代も豪華ラインアップ ガロアクリーク皐月賞へ(POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週のスプリングSはキンシャサノキセキ産駒、ガロアクリーク(牡、美浦・上原)が断然人気のヴェルトライゼンデ(牡、栗東・池江)を抑えて重賞初制覇。単勝3000円ほどの配当が直前で一気に売れて最終的に1660円…大きく買った人がいたのですかね。いやー、うらやましい限りです。これで皐月賞への優先出走権をゲット。引き続きヒューイットソン騎手とコンビを組みます。3着のサクセッション(牡、美浦・国枝)はNHKマイルCへ向かいます。

 今週の2歳情報は美浦・藤沢和厩舎を師のコメントとともにご紹介します。バニシングポイント(牡、父Tapit、母Unrivaled Belle)はすでに入厩してゲート試験も合格。そして早々と放牧に出ています。「いい馬だよね。ゲート試験も受かったし、東京のダート1400mを目標にしています」。

 ジョベルヘッド(牡、父Curlin、母Date to Remember)もゲート試験に合格し、同じく東京ダート1400mの新馬戦を目指す。

 パッソプロフォンド(牡、父ディープインパクト、母レディオブオペラ)はレディマクベス、バルトリの弟ですでに入厩済み。「気のいい血統だから牡馬に出たのがいい方に出れば。血統馬だし期待しています」。

 カランドゥーラ(牡、父モーリス、母ラストグルーヴ)はレッドルレーヴ、ランフォザローゼスの半弟。「早めに入厩する予定で東京から使えそうだよ。兄姉たちよりも仕上がりが早そうです」と期待の弁だ。

 アークライト(牡、父ディープインパクト、母ヒストリックスター)は桜花賞馬ハープスターの全弟。姉以来のディープ産駒となる。「これはいい馬ですよ。調整が進んでいるようで、東京から使えそう」と早期からの活躍が期待できる。

 ルナベイル(牝、父ハーツクライ、母ピラミマ)はスワーヴリチャードの全妹。「1番目ではないけど、第2弾で入厩する予定。血統馬だし、楽しみ」。

 アルマドラード(牡、父キングカメハメハ、母ラドラーダ)はダービー馬レイデオロの全弟。「兄とはまた違ったタイプだね。レイデオロよりも大きいし、楽しみですよ」。

 ジャストフィット(牡、父Australia、母Squeeze)はオーロラフラッシュの半弟。「気が良さそうだから早めに持ってこようかという話もある。いい馬だよ」と、ざっと紹介しただけでも豪華なラインアップですね。

 美浦の木村厩舎にはレガトゥス(牡、父モーリス、母アドマイヤセプター)、ジュリオ(牡、父リオンディーズ、母ヒストリックレディ)、Allegrina18(牡、父Hole Roman Emperor)、タミーン18(牡、父ドゥラメンテ)などの良血馬がすでに入厩しており、準備も着々と進んでおります。今後も入厩情報などお知らせしていきますので、ご期待ください。(馬三郎美浦支局・木村)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス