ボートレース八百長事件 元選手ら起訴内容認める、所得税法違反容疑でも告発

 ボートレースで順位を操作し、見返りに現金計約3700万円を受け取ったとして、モーターボート競走法違反の罪に問われた元ボートレーサー西川昌希被告(30)は19日、名古屋地裁(細野高広裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。現金を渡したとして同法違反罪に問われた親族の会社員増川遵被告(53)も起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、西川被告が2016年2月ごろ、増川被告に不正を持ち掛け、利益をほぼ折半していたとし、昨年の20レースで利益が計約1億1100万円に上ったと明らかにした。

 また、名古屋国税局は19日、会社員の男についてレースで得た利益など約1億1300万円を隠し脱税したとして、所得税法違反容疑で名古屋地検に告発した。

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