【ボート】常住が126期チャンプ コロナ対策…初の“無観客”修了記念

 「第126期修了記念競走」(19日、ボートレーサー養成所)

 リーグ戦勝率上位6人による養成所チャンプ決定戦は、常住蓮(つねずみ・れん=19・佐賀)が、インからコンマ10のトップSで逃げを決め、佐賀支部からは125期の定松勇樹に続き3期連続8人目の養成所チャンプに輝いた。1年間の厳しい訓練を乗り越えた修了生24人(女子5人)は、5月に全国の各レース場でデビューする予定。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ボートレーサー養成所開所して以来、親族、来賓の参加が取りやめられ“無観客”の修了記念。リーグ戦勝率トップで5優出3Vの成績を残した常住がイン逃げに成功。124期の末永和也、前期卒業の定松に続き佐賀支部3連覇を達成した。

 「佐賀支部3連覇が懸かってめっちゃ緊張していたんですけど、逃げられて良かった」と喜んだ。この日は「選手になるきっかけとなった」祖父の誕生日で、「プレゼントを渡せたかな」と表彰台の一番高いところで喜ぶと、壇の下にいた同期から喝采を浴びた。

 祖父、母らに晴れ姿を生で見てもらうことはできなかったが、プロとなり、そのチャンスはこれから何度もやってくる。今後は目標の選手でもある山田康二に師事する。「ここがゴールじゃない。ここからがスタート」。B1あっせん特例を受け5月13日にからつでデビューする。

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