【フェブラリーS展望】連覇を狙うインティが中心

 芝のG1ホースに地方競馬所属の実力馬など、ダートの頂上決戦にふさわしく多彩な顔ぶれが集結するた。

 中心は前年の覇者であるインティ。1週前追い切りでは栗東坂路で4F53秒7-12秒3を記録し、野中師は「順調そのもの。前走の東海S(3着)は前哨戦、というつくりでした。使って状態は上がっている。昨年と同じような感じです」と上積みを強調する。名手・武豊とのコンビで、14&15年コパノリッキー以来、史上2頭目の連覇に挑む。

 根岸Sを制したモズアスコットにも注目だ。初めてのダートをクリアして、18年安田記念以来の復活V。ルメールは「今はペースに緩急のないダートが合っている。今年はクリソベリルがいないし、チャンスはある」と芝&ダートでの二刀流王者を狙う。

 アルクトスは東京ダートで6戦5勝、2着1回のコース巧者。南部杯2着以来の実戦になるが、順調に乗り込んで態勢は整っている。2年前の覇者ノンコノユメは昨年暮れの東京大賞典で2着。南関東・大井に移籍後も実力は健在だ。昨年のJBCスプリントを制したブルドッグボスは、この大一番のためにJRAに戻ってきた。8歳でも衰えはなく、陣営の意気込みが怖い。

 府中マイルが得意なサンライズノヴァ、ここにきて末脚に磨きをかけているヴェンジェンス、4歳で上昇が見込めるワイドファラオもV圏内。さらに南関東から参戦するミューチャリー(船橋)、モジアナフレイバー(大井)も侮れない存在になりそうだ。

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