【競輪】松浦悠士が高松記念V 豪快まくりで記念連続優勝
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「玉藻杯争覇戦・G3」(2日、高松)
松浦悠士(29)=広島・98期・SS=が1月の和歌山に続き記念制覇でG3通算5回目の優勝を飾った。3番手を確保して最終2角から一気にまくって快勝。松浦を急追した中川誠一郎(熊本)が2着、先行した野口裕史(千葉)マークの和田健太郎(千葉)が3着だった。
抜群のさばきとシャープな決め脚。松浦が見事な完全制覇だ。レースは菊地-斎藤、松浦-村上、中川、野口-和田、松本-久米で周回。赤板過ぎから上昇した松本が打鐘で先行。すかさず野口-和田がたたき返すと、松浦は最終ホームでうまく3番手を確保。2角から一気にまくり、4車身差をつけてゴール。「理想の展開でした」と笑みを浮かべた。
和歌山に続き、好相性の高松でも優勝して記念連覇。初日特選、2次予選、準決は番手戦。決勝は自力で圧倒的な走り。隙がなく、強さが際だった4日間だった。次走はG1・全日本選抜(8~11日・豊橋)。昨年の競輪祭(小倉)に続くG1連覇を狙い、中四国のエースが快走する。