【根岸S】ダノンフェイス覚醒走 好相性のコースで7歳重賞初Vへ

 「根岸S・G3」(2月2日、東京)

 もう7歳だが、目覚めた印象すらある。ダノンフェイスは29日、栗東坂路で4F4F54秒3-39秒3-12秒4。徐々にペースを上げながら、GOサインを受けると、俊敏に反応した。大久保師は「間隔が詰まっているので息を整える感じでしたが、大丈夫じゃないかな」と納得の表情だった。

 前々走の武蔵野Sは、13番人気に反発するかのように3着と好走。続くすばるSはプラス10キロの538キロと過去最高の馬体重で勝利を飾った。「前回は目方が増えていたが、勝ってくれた。今回は輸送もあるし、マイナスになるかなと思う」と仕上げに余念はない。

 東京ダート1400メートルは〈3001〉と実績を残す舞台。今の充実ぶりとコース相性の良さを生かし、初タイトルを頂く。

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