出走レースの1割で不正か 再逮捕の元ボートレーサー
昨年行われたボートレースで順位を操作、見返りに現金約3400万円を受け取ったとして、モーターボート競走法違反の疑いで名古屋地検特捜部に再逮捕された元ボートレーサー西川昌希容疑者(29)=住所不定=が順位を操作したとみられるのは、昨年出走したレースの約1割に上ることが29日、分かった。
日本モーターボート競走会によると、西川容疑者は昨年1月から9月末に引退するまで、計203レースに出走。昨年7月2日に大津市の競走場で行われた2レースを巡り起訴されたほか、9都府県の10カ所で行われた18レースでも順位を操作した疑いがある。