【POG】超高額馬ビルゴが人気に応えた 10年ぶりアドマイヤ騎乗の武豊も称賛
「新馬戦」(19日、京都)
1番人気のアドマイヤビルゴ(牡3歳、父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴ、栗東・友道)が、2番手から直線抜け出し、後続を振り切った。17年の当歳セレクトセールで5億8000万円(税抜き)という破格の値がついた注目馬。故近藤利一オーナーが生前、「ディープに乗ったことがあるのはユタカだけ。まずは調教だけでもいいから乗せる」と話していた。
09年12月のゴールデンスパーTのアドマイヤミリオン(5着)以来、アドマイヤの勝負服に袖を通した武豊は「これだけの馬だから緊張しましたね。乗り味、バネはいかにもディープ産駒という感じ」と称賛。一方で「まだ気性が幼いし、パワーもついてほしい」と課題を口にした。友道師は「これから良くなる。当然、ダービーを目指したい馬」と先を楽しみにした。