【AJCC展望】ブラストワンピースが中心

 「AJCC・G2」(26日、中山)

 明け5歳を迎えたブラストワンピースが中心になる。昨秋の凱旋門賞11着以来の復帰戦。連覇の懸かる有馬記念を見送り、万全を期して今季初戦に備えた。1週前は美浦Wで6F79秒7-36秒9-12秒6。大竹師は「馬体重が560キロもあるし、まだモタモタしていた。このひと追いで変わってくれれば」と良化を期待している。

 重賞3勝目を狙うニシノデイジーも有力候補。16日の1週前追いで初コンタクトを取った田辺は「いいモノがある」と能力を再確認した。クラシック路線を歩んだ昨年は振るわなかったが、新コンビ結成で勢いに乗る。同世代のラストドラフトは、前走の中日新聞杯で2着。引き続きコンビを組むマーフィーは、「中間は抜け出しても大丈夫なようにトレーニングしている」と虎視たんたんだ。

 昨年のオールカマーを逃げ切ったスティッフェリオや、中距離路線の安定株ミッキースワローとステイフーリッシュも侮れない。

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