【日経新春杯】アフリカンゴールド重賞初VへGO!西園師「良くなるのはこれから」

 「日経新春杯・G2」(19日、京都)

 鋭い脚さばきが、好調ぶりを物語っていた。アフリカンゴールドは16日、栗東CWで単走。馬場の外めを周回したが、集中力を保ってリズム良く直線に向く。鞍上がゴーサインを出すと、全身を使って弾むように伸び、6F80秒8-38秒2-12秒2の時計を刻んだ。

 見届けた西園師も目尻を下げる。「テンをゆっくり入り、最後は12秒2としっかりした時計で上がってきた。出来は上向いてきている」と舌も滑らかだ。明け5歳となったが、「(半兄の)アフリカンストーリーは7歳で14年ドバイワールドCを勝った。この馬も数は使っていないし、良くなるのはこれから」と楽しみは大きい。

 昨年は格上挑戦で15着と敗れたが、1年間で心身ともに大きく進化した。「去勢効果が大きいね。以前は馬場に入って暴れたり、ラチを蹴ったりしていたが、そんなところはなくなってきた」とトレーナーは目を細める。2戦ぶりに騎乗する福永も「今の馬場はいいと思う。下り坂をこなせれば」と楽しみにする。重賞初Vを決め、充実の一年への第一歩を踏み出す。

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