【競輪】芦沢辰弘がデイリースポーツ杯 宇都宮F1決勝で3番手から直線強襲

 「デイリースポーツ杯・F1」(14日、宇都宮)

 開催最終日の11Rで決勝戦が行われ、芦沢辰弘(31)=茨城・95期・S1=が3番手から突き抜けて、今年初優勝を決めた。2着は吉武信太朗、3着には人気を集めた山田英明で波乱の決着。3連単は11万3000円と高配当の幕切れとなった。

 芦沢が2020年シーズン、最初の開催でいきなり優勝を飾った。「長島君の前々に攻める気持ちが優勝に結びついたと思います。彼の気持ちが強かった」と前を任せた後輩に感謝した。

 宇都宮がホームバンクの長島は、先行する吉武の後位でイン粘り。池田と番手争いを繰り広げた末、最終3角で落車。山田は6番手からまくり追い込みで巻き返した。事故を避けて3番手をキープした芦沢は、直線で猛然と追い込んで真っ先にゴールに飛び込んだ。

 次走の平G3(23~26日)へ弾みがつく優勝となった。「“さあ、ここからだ”という感じです。しっかり準備をして頑張ります」。グレードレースでも存在感を示す構えだ。

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