【日経新春杯】レッドジェニアル×武豊で進化示す 新コンビで飛躍のV発進

 「日経新春杯・G2」(19日、京都)

 今季の飛躍が期待される明け4歳のレッドジェニアルが、伝統のG2戦から始動。名手・武豊との新コンビでV発進を目指す。

 19年は5月の京都新聞杯で重賞初制覇。ダービー、菊花賞でも8、6着と善戦した。春の大目標について高橋忠師は「菊花賞の三千は長かったけど、3歳クラシックでしたからね。今年のターゲットはまだ決めていません。今後を見据えて、まずはここから。一戦一戦、内容を見ていきたい」と思案している様子だった。

 レースから逆算し、1カ月半前に帰厩。1週前は新コンビを組む武豊を背に、栗東CWで6F84秒0-11秒6を計時。追走先着に、師は「ジョッキーにイメージをつかんでもらいたかった。“いい馬”と言ってもらえたし、いくつか修正点も。レースまでにできるだけ直していきたい」と課題克服に意欲。調整は順調に進んでいる。

 レース前のイレ込みが激しく、厩舎装鞍で対応しているが、主戦を務めてきた酒井の体重が軽過ぎるため、これまでは重い鞍を乗せ続けてきた。「酒井君の騎乗技術うんぬんではなく、レース前の負担を少しでも減らせればと思って。結果がついてきてくれたら」と指揮官。きっかけをつかめれば、まだまだ上を目指せる器。今年を占う意味でも“進化”を示したいところだ。

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