【競輪】脇本、先行して2着「宣言を実行できたことに納得」20年は東京五輪挑戦

 「KEIRINグランプリ2019」(30日、立川)

 デイリーロゴを胸に戦う佐藤慎太郎(43)=福島・78期・SS=がグランプリ初制覇。新田祐大(福島)マークから直線強襲で、賞金1億340万円を獲得し、初めて賞金王に輝いた。

 打鐘からカマして4角で出切った脇本雄太(30)=福井・94期・SS=は2着に終わった。「インパクトのあるレースをしたい」という宣言通りに先行したが、直線で佐藤に強襲されてV逸。「宣言を実行できたことに納得しています」と前を向く。2020年は東京五輪出場を目指すうえ、3年連続のグランプリ出場も見据える。「戦いは続きますから」と言い残して立川を後にした。

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