【競輪】117期の寺崎浩平、菊池岳仁がJIKを早期卒業

日本競輪選手養成所を早期卒業する菊池岳仁(左)と寺崎浩平(右)と滝澤正光所長(中央)
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 日本競輪選手養成所(JIK)で25日、初めての早期卒業証書授与式が行われ、117期の寺崎浩平(25)=福井、菊池岳仁(19)=長野=の2人が巣立った。早期卒業制度は優秀な成績を収める候補生を対象に、2006年の93期生から導入され、寺崎と菊池が初めて認定された。

 静岡県伊豆市のJIKで、式典後に会見した2人は誇らしげな表情を見せた。寺崎は「地元が一緒の脇本雄太選手が目標。デビュー3年以内に地元の福井記念で優勝できるように」と目標を掲げ、菊池は「競輪選手に憧れていた。長野初のG1タイトルホルダーを目指していきたい」と抱負を述べた。

 早期卒業の対象者は、JIK入所後に5、9月の記録会で、最優秀のゴールデンキャップ獲得者が候補に。その後の訓練で特別の基準をクリアし、12月の選手資格認定に合格すれば早期卒業できる。卒業後は翌年1月にデビュー。寺崎は20年1月16日初日の和歌山、菊池は同19日初日の岐阜で初出走の予定だ。

 滝澤正光JIK所長は「寺崎はダッシュ、トップスピードがあって完成度も高い。菊池はスピードの持久力が高く、ハートも強い。2人には令和の怪物として競輪界を盛り上げてほしい」と期待を寄せる。

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