【阪神１０Ｒ・ローズテソーロ】自己条件なら力上位、などと判断するのは早合点だ。秋華賞は内枠を生かして脚をため、直線勝負に徹して６着。バテた馬はかわしたものの、上位を脅かすほどの末脚ではなかった。今回は初の阪神コース。１勝クラスを勝った３走前は古馬と斤量差が３キロあったが、今回は１キロ差と恩恵は少ない。過大評価は禁物だ。

　【阪神１１Ｒ・ミラアイトーン】４連勝を決めた春までの勢いはどこへやら。２走前は前の馬をとらえられないばかりか、差し込まれての５着。前走は馬場入りをゴネて返し馬ができず、気性難を露呈してしまった。他馬が軽いだけにハンデ５７キロも不利。スミヨン騎乗で、人気の上でも妙味は感じられない。