【オート】若井友和が地元川口で通算6回目のG1制覇 8周3角で鮮やか逆転劇

 今大会3回目の優勝を飾った若井友和(中央)
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 「グランプリレース・G1」(8日、川口)

 地元の選手会支部長・若井友和(45)=川口・25期=が、8周3角で差して、3秒349(100メートル平均)のタイムで快勝。4年ぶり3回目の大会制覇を飾った。G1制覇は今年初で通算6回目。逃げた加賀谷建明が2着に粘り、中村雅人が3着に入った。

 埼玉選手会の燃える支部長が4年ぶりのG1タイトルをゲットした。準決1着後の若井は「晴れなら大介(永井)にかなわないよ」と弱気だったが、エンジンを上積みして好タイムで完勝した。

 レースは1枠の加賀谷が逃げて久門、永井が2、3番手。若井は4番手だったが、脚色の良さは歴然。3周1角で永井を、4周バックで久門を差して2番手に浮上。加賀谷にもジワジワ迫り、8周バックで内から並んで3角で抜け出した。

 「セットで仕上がっていたので、自信を持って乗った。加賀谷選手が滑らせていたので、後半で勝負しようと構えていた。準決は雨に恵まれ、きょうはたまたま整備は当たってラッキー」と笑顔で振り返った。

 今後はG1・スピード王決定戦(18~22日・山陽)を経て、スーパースターフェスタ(27~31日・川口)へ臨む。「来年はSGで頑張っていいですか」と笑顔で締めた。

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