【ボート】平和島BBCカウントダウンコラム3

 「ボートレースバトルチャンピオン・プレミアムG1」(28日開幕、平和島)

 今年のSG覇者は、全員が1回戦の1号艇が約束されている。インが弱い平和島とはいえ、すんなり進入すれば圧倒的に有利。決勝戦こそ全ての枠番が抽選になるが、勝ち上がりを考えれば、実力的にもSG覇者の中から初代チャンピオンが生まれる可能性が高い。

 V候補筆頭は選出順1位の毒島だ。メモリアル(大村)、ダービー(児島)とSG連続制覇。開催中のチャレンジカップ(桐生)でも準優進出を確定させた。平和島では昨年の7月に周年記念でG1優勝。イン逃げ連発で決勝戦まで勝ち上がる。

 対抗格は3月にクラシック(戸田)、5月にオールスター(福岡)を制した吉川元浩。平和島は優勝こそ一般戦のみだが、SG、G1でも優出実績のある水面。手腕を発揮して頂点を目指す。

 現在のところ今年のSG覇者の中で、平和島開催のSG優勝実績があるのは瓜生正義のみ。2013年のダービー制覇を含め、SG優出4回と平和島は抜群の相性の良さを誇っている。

 今年のSG覇者以外では、やはり地元の浜野谷憲吾の水面実績が光る。07年のクラシック優勝を含め、平和島ではSG優出7回。一般戦も含めると平和島だけでV18。地の利を生かしたいところだ。

 直近では桐生順平が、2月に当地開催の関東地区選手権を優勝。10月の周年記念でも優出4着と、平和島の近況成績がいい。

 平和島の相性といえば、女子の松本晶恵は驚異的。16、18年に当地のクイーンズクライマックスを優勝。平和島のプレミアムG1で無敵を誇る女王だけに、侮れない存在となりそうだ。

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