【ジャパンC】スワーヴリチャード 復活走 庄野師は道悪歓迎「高速決着よりいい」

 「ジャパンC・G1」(24日、東京)

 復活なるか。22日朝のスワーヴリチャードは、栗東CWを1周。リズム良く、軽快に駆け抜けた。庄野師は「確認程度にCWへ入れたけど、追い切りをしっかりやった割には落ち着いていた。適度に集中していたし、伸び伸びと走れていた」と期待以上の気配に目を細めた。

 事前発表の馬体重は前回から20キロ増の534キロ。大幅増にも、担当の久保淳助手は「輸送で10キロ、直前で10キロ減るから。いつも通り」と気にしていない。鞍下から伝わる感触にも「一回使ってピリッとはしてきたかな」と上積みを強調した。

 今回は坂路主体の調整に切り替え、チークピーシーズを装着。現状を打破すべく、G1馬に変化を求めた。仕上げ人は「追い切り時計(4F50秒6-12秒2)は出そうと思えば出る馬だからね。5歳だし、大きな上積みこそないけど、安定している。馬体的には完成されてきた」と本格化を示唆。あとは、チーク装着で集中力アップを見込んでいる。

 昨年3着のリベンジへ。週末にかけて天気は下り坂だが、指揮官は「去年のような高速決着よりも、時計がかかって脚をためて行けた方がいい」と道悪の力勝負を歓迎する。昨年の大阪杯以来となるVへ、態勢は整った。

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