【競輪】梅川ガールズGPトライアル連覇「こんな勝ち方初めて」直線差し切り
「ガールズグランプリトライアル2019」(21日、小倉)
ガールズグランプリトライアルはA(トパーズ)が小林優香(25)=福岡・106期・L1=の初優勝、B(アメジスト)が梅川風子(28)=東京・112期・L1=の連覇で幕を閉じた。
梅川が人気を集めた児玉を破り、ガールズグランプリトライアル連覇を果たした。
前受けからレースを進め、打鐘前に先行態勢に入った奥井の番手を確保。打鐘過ぎからまくってきた児玉の後位に最終2角で切り替えて、直線で差し切った。「こんな勝ち方は初めて。自力ではなくて、ハマって抜いただけ。喜びよりも展開ですね」とクールに語った。
ガールズグランプリ(12月28日・立川)への出場はほぼ当確の状況で迎えた今開催。2日目に5着となるなど「最悪の状態だったので、勝てると思わなかった」と振り返るが、決勝戦では冷静な立ち回りを見せた。
「しっかり練習してグランプリに行きたい」とVを手放しで喜ぶことなく、早くも視線は年末の大一番を見据えていた。