【ボート】平和島BBCカウントダウンコラム2
「ボートレースバトルチャンピオン・プレミアムG1」(28日開幕、平和島)
第1回の舞台は、東京都大田区にある平和島。海水を使用しており、干満差が発生する。
1Mがスタンド側に寄っていることもあり、インが弱いことで有名なレース場。昨秋(19年10月から11月末まで)のデータでは、インの1着率が48・4%。同じ時季の全国平均55・2%と比べると、大きく見劣る。
逆に6コースの1着率は全国でもトップクラスを誇る。また、2Mでの逆転も珍しくない水面。3着までが勝ち上がるBBCトーナメントでは、最後まで目が離せないレースが繰り広げられそうだ。
現行のエンジンは6月使用開始で、相場は固まりつつある。エースは13号機。近況は乗り手に恵まれなかった節もあって数字を落としているが、パワーは健在。出足、回り足が強力で伸びも良好。展示タイムが飛び抜けているときは、さらに信頼度が増す。
2連対率では37、46号機が高い数字を残しているが、機力的には突出していない。むしろ、伸びがいい41号機。安定して成績を残している57号機、2節前の芦沢望が仕上げた16号機あたりの動きが近況は良好。
30%台半ばのエンジンでは、18号機が好素性。初下ろしから安定して機力を発揮しており、軽視は禁物だ。