デットーリ 2週間遅れでようやく来日「とてもうれしい」 有馬記念騎乗にも意欲
8年ぶりにJRAの短期免許を取得した世界の名手・デットーリが20日、事務手続きのため東京・六本木のJRA事務所を訪れた。
本来はエリザベス女王杯から日本で騎乗する予定だったが、5日のメルボルンC・豪G1で騎乗停止処分を受けたため、来日が延期されていた。来月15日に49歳になるが、「私のジョッキーとしてのキャリアも、もうそんなに長くないだろう。ちょっと遅くなったけど、日本に来ることができて、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
日本で騎乗したあとは香港に遠征する予定だが、「まだ乗る馬は決まっていないが、有馬記念(12月22日・中山)にも、ぜひ乗りたい」と意欲を示した。今週のジャパンCはルックトゥワイスに、30日のチャレンジCはギベオン、12月1日のチャンピオンズCはオメガパフュームに騎乗予定。世界のトップシーンで活躍を続ける“生きる伝説”。その騎乗ぶりが待ち切れない。