【マイルCS】ダノンキングリー、無敗のマイル戦なら1番 再度古馬撃破だ

 「マイルCS・G1」(17日、京都)

 ダノンキングリーの1枠1番は直近10年で2勝、2着1回。ただ、萩原師は絶好枠にも「こちらで決められることではないので、与えられたところで頑張るだけです」と淡々。自らの努力の及ばないところは、良かろうと悪かろうと意に介さない。

 輸送前日の15日はいつも通りの調整。午前8時過ぎ、美浦南の角馬場に入ると、まず左回り、次に右回りで5分ずつダクを踏み、最後にまた約5分の常歩。トモの送りは相変わらず柔らかく、「8の字」をたどる周りの反転も、常歩への移行もスムーズ。落ち着いた様子だった。「追い切った後も、特に変わりはありません」と指揮官。水曜日に「レース当日までいい状態で進められるよう努めていく」と話していた言葉通り、着実に準備は進んでいる。

 秋初戦の毎日王冠は古馬初挑戦だったが、スタートで後手に回りながらも、メンバー最速の上がりで豪快な差し切り。春のマイル王インディチャンプら、名だたる強豪を撃破した。マイルは2戦2勝とベストの距離。春のクラシックで3、2着と惜敗に泣いた悔しさを晴らし、G1タイトルをつかみ取る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス