「ＪＢＣレディスクラシック・Ｊｐｎ１」（４日、浦和）

　浦和での初開催となったＪＢＣ競走。８Ｒレディスクラシックは、武豊騎乗のヤマニンアンプリメが後続を突き放して圧勝。この勝利で、武豊は交流Ｇ１（Ｊｐｎ１）全制覇の快挙を成し遂げた。

　武豊の手綱に導かれて、ヤマニンアンプリメが統一ダートＧ１初制覇を果たした。「初騎乗でしたが、状態の良さが伝わってきた。冷静に走ってくれました」と相棒をたたえた。

　道中は中団を追走。３角からポジションを上げて、４角では逃げるゴールドクイーンを射程圏に入れる。直線半ばで先頭に立つと、そのまま押し切った。

　米ブリーダーズＣ騎乗から帰国したばかりの名手は、この勝利で地方競馬開催の交流Ｇ１（Ｊｐｎ１）の全競走を制覇した。「非常にうれしい。アメリカから駆けつけて、間に合って良かった」とちゃめっ気たっぷりに喜んだ。

　５歳秋にして充実期を迎えたヤマニンアンプリメ。管理する長谷川師は次走について「レースの疲れを取ってから、オーナーと相談して考えたい」と話すにとどめた。