G1馬2頭の妹クロトノーナは5回東京でデビュー(26日・POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週のアイビーSはワーケア(牡、美浦・手塚)がノーステッキでV。初戦に引き続いての楽勝で、器の大きさを感じさせました。私は新潟にいたのですが、ケイコでまたがっていた嶋田Jに勝ったよと伝えると「レースを見れなかったのですが、外から差し切りですか?やはり走りますね。調教の手応えから新馬当時よりも成長は感じていましたが、本当に楽しみな馬ですね」と調教パートナーの走りにニッコリ。手塚師にも「次走は一応ホープフルSですか?」と尋ねると「一応じゃないよ、完全にホープフルSだよ(笑)」と返されてしまいました。レース後のルメールもそうですが、陣営もかなりの手応えを感じている様子。次走も引き続き楽しみですね。

 好メンバーがそろっていた土曜東京芝2000mの新馬戦はサトノクラウンの半弟フィリオアレグロ(牡、美浦・堀)が勝利。非常に強い内容で先々が楽しみになるレースでしたね。次走は未定。2着のレッドルレーヴ(牝、美浦・藤沢和)は相手が悪かった印象で、こちらも相当走ってきそうな感じ。次走は11月24日東京の未勝利(芝2000m)を予定とのこと。話題のサトノフラッグ(牡、美浦・国枝)は残念ながら6着に敗れてしまいました。ただ、最後は伸びかけるシーンを見せており、国枝師も「次は変わってくれると思うよ」と話していました。今後は様子を見ながらですが、続戦となるもよう。

 来週の京王杯2歳Sを視野に入れていたアルムブラスト(牡、高橋文)は回避するとのこと。ノームコア、クロノジェネシスの妹クロトノーナ(牝、美浦・大和田、父ルーラーシップ、母クロノロジスト)は先週、美浦に入厩して23日に追い切りを消化。「小さい馬ですし、今週はタフな馬場になったので時計は目立ちませんでしたが、いい負荷になったと思います。これで馬がへこたれずに進められればいいですね」と師。5回東京競馬でのデビューを目指している。(馬三郎美浦支局・木村

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