スミヨン ヒシゲッコウで大仕事だ!7年ぶり短期免許「自分自身を仕上げてきた」

 「菊花賞・G1」(20日、京都)

 表情は引き締まっていた。7年ぶりにJRAの短期免許を取得したクリストフ・スミヨン騎手(38)=ベルギー。17日に栗東トレセン事務所を訪れ、「自分自身を仕上げてきたし、体の状態は非常にいい。いいパフォーマンスが見せられると思います」と言い切った。

 フランスで10度のリーディングを獲得した名手のもとには、有力馬の騎乗依頼が集まっている。菊花賞はヒシゲッコウとのコンビ。テン乗りだが、VTRで確認し、「スタミナがありそうだね。馬の形を見ると伸びしろもありそうなのに2連勝している。堀さんが話を持ってくるくらいだからいい馬。チャンスある?そうですね」と楽しみにする。

 京都芝3000メートル戦の長丁場も、「京都は何度も乗っているし、フランスのジョッキーですから長距離は大得意」とのぞむところだ。翌週の天皇賞・秋では、皐月賞馬サートゥルナーリアにも騎乗予定。免許期間は19日から12月23日。本格化する秋のG1シーズンに、世界の名手がその手腕を存分に発揮する。(デイリースポーツ・大西修平)

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