【競輪】長沢アルテミス賞連覇 地元で復調手応え「これをきっかけに」
「アルテミス賞レース・ガールズケイリンコレクション2019名古屋ステージ・F2」(15日、名古屋)
9Rのガールズ総選挙2019の8~14位で争われたアルテミス賞レースは、地元の長沢彩(31)=愛知・106期・L1=が優勝。昨年の平に次いで連覇を達成した。
ホームバンクで長沢がアルテミス賞レース連覇を成し遂げた。「優勝自体が久しぶりで実感がない。声援が多かったし、そのおかげです」と笑顔を見せた。
レースは梶田が前受け。打鐘前に奥井が位置を上げ、初手から奥井後位の長沢もこれに続く。梶田が突っ張り、奥井は叩き切れなかったが、バックから再度スパート。この攻めに乗った長沢が直線で抜け出した。
「力を出し切るのが目標だった。奥井さんをアテにしてしまったけど、動くと思っていたのでそのへんは冷静に見ていた」と振り返った。
「脚を上げる練習をメインにやって、去年より自信はあった」と語る長沢。「今年は優勝も少ないので、これをきっかけに増やしていきたい」と後半戦でのV量産を誓った。