【オート】早川清太郎がSG初Vへ前進 ここまで未勝利も準々決勝突破
「オートレースグランプリ・SG」(13日、伊勢崎)
地元で悲願のSG初優勝を目指す早川清太郎(37)=伊勢崎・29期=が、開催3日目9Rの準々決勝Aで2着に入り、まずは準決入りを果たした。
レースは1枠の篠原睦(飯塚)が逃げ、5枠から仕掛けた早川が2番手で追う展開。それが6周回変わらず、篠原が逃げ切って、早川は2着だった。
「ロッドを交換して、伸びが出ました。でも、あの2番手からの展開で抜けないようでは…。立ち上がりで滑った。タイヤを替えてセッティングを」と、仕上がりに関しては、やや不満そう。
伊勢崎のグレードレースは7連続優出中と、地元での強さは抜群。SGは過去10回の優出で、まだ優勝がない。2018年にはグランプリ(伊勢崎)と日本選手権(川口)で準優勝。もう一歩のところまできている。
早川にとって、一番の敵は天候。雨予報の4日目は、苦手な湿走路になりそうだ。14日に行われる準決で2着以内に入って、地元グレード8連続優出を果たし、SG初制覇にリーチをかける。