【競輪】ガールズは内村舞織が今年V2 番手まくりでグランプリTRへ前進
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「アーバンナイトヴィーナス・F2」(12日、川崎)
開催最終日の9Rでガールズ決勝戦が行われ、内村舞織(21)=福岡・112期・L1=が番手まくりで、今年2回目の優勝を手にした。「23日からの松阪が勝負駆け。練習仲間はみんなトライアルに出場する。自分も置いていかれないように頑張る」。この優勝で11月のガールズグランプリトライアル出場へ一歩近づいた。
レースは打鐘4角から中嶋里美(愛知)が先行して主導権。その後位を確保した内村は、最終バックから番手まくりを放ち、後方からまくりで迫る柳原真緒(福井)を振り切った。「無我夢中でもがいた。柳原さんが連日強かったし、まくられたと思った。優勝できてすごくうれしいです」と振り返った。
今年は5月の函館で落車し左肘を骨折。「今年もガールズグランプリトライアルへ出る」と自らを鼓舞して、6月末の大垣で復帰。今回の優勝でトライアル出場圏内に何とか踏み込んだ。