【オート】青山周平がキューポラ杯優勝 G1は通算V12

 「キューポラ杯・G1」(15日、川口)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、湿走路で人気を下げた青山周平(34)=伊勢崎・31期=が、4周3角で抜け出して大会初優勝を飾った。G1制覇は通算12回目。2着は若井友和、3着には高橋貢が入った。G1最年少Vに挑んだ黒川京介は4着だった。

 9Rのレース後半から降り始めた雨で湿走路になり、優勝戦は雨巧者の高橋、荒尾、吉原が人気を集めた。しかし、試走3・68で一番時計の青山が、雨巧者たちを寄せつけなかった。G1制覇は2017年7月30日の飯塚・ダヤモンドレース以来2年ぶりだ。

 レースは黒川が逃げたが、2番手につけた青山が4周3角で差し切った。若井が5周3角で黒川をまくって次位に浮上。黒川は8周4角で高橋にもまくられて、善戦もむなしく4着に敗れた。

 「気がついたら2番手にいて、ちょっと粗めな抜き方でしたが、試走の動きを生かせました。雨の乗り方を(高橋)貢さんに教わったので、貢さんのおかげです」と大先輩に感謝した。次節は地元・伊勢崎の第26回ムーラントチャンピオンカップ(24~28日)。この勢いのままG1連覇を目指す。

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