検査前に添加物混入か、JRA 競走馬除外問題
禁止薬物を含む飼料添加物を摂取した可能性のある馬を出走除外とした問題で、日本中央競馬会(JRA)は15日記者会見し、検査済みであるはずの飼料の中に、検査前のものが含まれていた可能性があることを明らかにした。
15、16日に出走を予定していたのは983頭でうち該当馬156頭が除外となった。
庄村之伸裁決委員は「14日に厩舎関係者から連絡があった。飼料販売業者が競走馬理化学研究所の検査で飼料添加物から禁止薬物が検出されたので、回収したいとのことだった」と説明。
さらに「陰性が出てから販売されるべきもの。結果が出る前に厩舎に販売されていたことになる」と話した。