【ボート】デビュー3年の吉川貴仁が2回目の優出で初優勝。団体戦はレディースが優勝

 「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」(13日、びわこボート)

 優勝戦は、3号艇の吉川貴仁(25)=三重・118期・A2=が3コースから差して快勝。16年5月のデビュー以来、2回目の優出で、うれしい初優勝を成し遂げた。また、団体戦は39対29でレディースが3回目にして初優勝。次回は来年2月4~9日に津で開催される。

 吉川が大胆な戦術でデビュー初Vの偉業を達成した。展示では枠なりの進入から「ダッシュの方が、伸びを生かせると思ってました」と優勝戦は3カドを選択。Sこそコンマ22とやや遅れたが、1Mを鋭く切り込み、バックで先頭に立つと一気に加速。1周2Mを力強いターンで後続との距離を引き離し、待ちに待った優勝のゴールを駆け抜けた。

 全国的にも注目されるレースで達成した初Vに、「うれしいですね。独特の緊張感を味わえました」と表彰台でも余裕たっぷり。今年は同姓の吉川元浩(兵庫)がSGクラシック(戸田)、オールスター(福岡)を連続優勝でボートレース界を席巻。偶然にも、前走の津では、吉川昭男(滋賀)から「名前に間違いはない」と激励され、三重の“吉川”がきっちりとびわこ水面で結果を残した。

 27日から7月2日まで当地で開催されるG3・イースタンヤングに向けて「まずは予選突破をしっかり狙っていきたい。雰囲気も一般戦と違うと思うので、モチベーションをプラスにしたいですね」と気持ちは前向きだ。7月からの新勝率では、B1級落ちが決まっているが、「今回のVをステップに、A級復帰を目指したい」。若武者はさらなる頂点を目標に、強敵へ挑み続ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス