降級制度の廃止に伴いクラス呼称が変更

 JRAは今年から、いわゆる「降級制度」(4歳馬の収得賞金を2分の1としてクラスを再編成)を廃止。原則、勝利度数によるクラス分けとなり、勝てば必ず上のクラスに昇級し、下のクラスには出走できなくなる。

 これに伴い、ファンにとってより分かりやすい呼称とするため、今週末(6月1、2日)の競馬から現在の「500万下」が「1勝クラス」、「1000万下」が「2勝クラス」、「1600万下」は「3勝クラス」に変更される。なお、本紙の馬柱における各馬の過去戦歴部分は今後「1勝ク」「2勝ク」「3勝ク」と表記する。

 今回のルール変更で、最も恩恵を受けるのは条件戦の3歳馬。これまでも斤量に恵まれる夏競馬での活躍が目立っていたが、降級馬がいないとなれば、さらに勝率を伸ばす可能性が高そうだ。

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