JRA、福島で競走馬が初泳ぎ 療養用「プール開き」
福島県いわき市にある日本中央競馬会(JRA)競走馬リハビリテーションセンターで24日、負傷した競走馬がトレーニングする「プール開き」があり、レース復帰を目指し療養中のサラブレッド4頭が初泳ぎをした。
気温が31度まで上がり強い日差しが照り付ける中、4頭はプールサイドを歩く調教師に手綱を引かれ、時折「ブルルルッ」と鼻を鳴らしながら、1周40メートル、深さ3メートルあるドーナツ型のプールを2周ずつ泳いだ。4頭は3~5歳で、プールに入ったのは今回が初めて。水を怖がる馬もいたが、徐々に慣れていった様子。溺れないよう必死に脚をかいていた。