「オークス・G1」(19日、東京)
実質的にレースの主導権を握るのは、番手からの競馬を示唆するコントラチェック。単調なスピード馬ではなく、鞍上の意のままに動ける自在性も持ち合わせるタイプ。道中をリズム良く運び、高速馬場を味方につければ、長い直線でも簡単には止まらない。
穴で期待したいのが距離延長を歓迎するエールヴォア。本来は前々の競馬が理想で、持久力勝負でこそ持ち味を発揮。うまく流れに乗れれば一気の台頭もあり得る。
逆に、瞬発力の生きる展開になればディープ産駒が台頭。あまり悠長に構えてはいられないが、地力上位のラヴズオンリーユーとダノンファンタジーは争覇圏内だ。