【競輪】郡司浩平が2回目の地元記念V 神奈川作戦で最終2角番手まくり

 「海老澤清杯 桜花賞・G3ナイター」(21日、川崎)

 地元記念のタイトルを奪還-。最終日12Rで決勝が行われ、地元の郡司浩平(28)=神奈川・99期・S1=が優勝した。打鐘でカマして先行した松井宏佑マークから、最終2角番手まくりで1着。優勝賞金400万円(副賞含む)を手にした。

 郡司の川崎記念の優勝は2017年4月以来2回目。通算では18年8月の小田原記念以来、5回目のG3優勝となった。2着は郡司後位の志佐明、3着は志佐急追から外を踏んだ平原康多。

 また、6Rで行われた7車立ての1発勝負レース、S級ブロックセブンは勝瀬卓也(42)=神奈川・84期・S1=が優勝。先行した小松崎大地を差し切って1着をつかんだ。

 決勝戦は地元トリオが結束力を発揮して、郡司が平成最後の記念競輪を制した。「宏佑が駆けてくれたおかげです。垂れた感じはなかったけど、別線も強いし、来てから出ると苦しいと思って前に踏んだ」と振り返った。

 レースは、自転車競技のナショナルチームに所属する松井が打鐘で吉田拓を叩いて全開で先行。郡司は別線の巻き返しを確認すると、最終2角から番手まくり。反撃する平原、三谷のS級S班を退けて、1着でゴールを駆け抜けた。

 次なる目標はG1制覇しかない。「すぐ日本選手権(30日~5月5日・松戸)がある。地元・川崎でのG1開催(21年2月・全日本選抜)も決まった。川崎のG1へ人生のピークを持って行けるように、計画的に頑張りたい」と有言実行に気合を入れ直した。

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