【競輪】滝澤正光校長トークショー「ヤジ、物も飛んできた」

川崎競輪のトークショーに登場した日本競輪学校の滝澤正光校長
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 「海老澤清杯 桜花賞・G3ナイター」(21日、川崎)

 開設70周年の記念開催が行われている川崎競輪のイベントに、日本競輪学校の滝澤正光校長(59)が来場。トークショーで現役時代のエピソードを披露した。

 1984年後節、86年前節、88年後節と川崎記念を3回制している滝澤校長は「川崎の桜花賞は普通の記念じゃなかった。お客さんがたくさん入るし、メンバーもいい。特別競輪に参加するぐらいの気持ちで走っていた」とファンの前で現役当時を振り返った。

 88年は後節で優勝したが、前節を優勝したのは坂本勉(57期・引退)。両者とも結婚披露宴の直後の川崎記念で優勝した。「たまたま、偶然に結婚式が同じ日だった。業界関係者の人たちには、どちらも招待状を送っているから、どっちの式に行けばいいのかと気を遣わせてしまった。申し訳なかったかな」と苦笑い。「結婚して弱くなったとか言われたくないから、それは頑張ったね」と明かした。

 当時の川崎競輪場のイメージは「ヤジがすごかった」という。「勝てなかったときは自分が一番いけないんだけど、お客さんはそれだけ真剣に車券を買ってくれていたということ。でも、怒られるだけならいいけど、敢闘門に物が飛んできたこともあった。お客さんが皆さん、元気だったね。ありがたいことです」と懐かしんでいた。

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