【ボート】宮島マスターズチャンピオンカウントダウンコラム2

 「マスターズチャンピオン・PG1」(16日開幕、宮島)

 舞台の宮島は全国屈指の難水面。風向きが一日安定することはまずなく、さらに200メートル、150メートルといった標識の見え方が独特。特にダッシュ戦はそうだが、スロー発進でもS勘は簡単にはつかめない。

 潮の干満は乗り心地だけでなく、Sの足にも影響する。潮の出入口はバック2M側。今節の潮回りは下げ潮が中心で、ホームは微量な向かい潮となる。良機なら問題ないが、パワー不足のエンジンだとSが届かない。進入が乱れるマスターズ戦なら、6艇のSがピッタリそろうレースは、ほかのSGやG1より少ないはず。イン優位のデータが出ているが、過信は危険だ。

 エンジンは昨年9月末からの使用。実績上位機にパワーダウンが目立ち、勝率と機力は比例しない。とはいえ舟足上位になれるエンジンは限られる。注目No.1は51号機。伸びを中心にコンスタントに噴く。59号機は出足型の良機。ほかでは勝率上位では43、67、16号機あたりが注目。低勝率でも30、26、41号機は好素性だ。

 それより大切なのはボート。どんな良機でも“泥舟”とのコンビでは噴くことはない。こちらも注目筆頭は51番。ほかでは54、72、32番あたり。ボートの方がエンジンよりは、勝率と素性が比例している。機艇とも注目は51。“イチローセット”で引ければ鬼に金棒だ。

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