【地方競馬】菜七子、大井で重賞初制覇だ コパノキッキングと千二でリベンジ

 「東京スプリント・Jpn3」(10日、大井)

 リベンジを決める。人馬初のG1挑戦となったフェブラリーSから約2カ月。藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=が、“最強”パートナー・コパノキッキングとともに、自身初の重賞獲りを狙う。

 その前走は、最後方から直線大外一気の末脚に懸けたが、前残りの展開に5着と涙をのんだ。それでも「最後に素晴らしい脚を使ってくれました」と、メンバー2位の上がりを繰り出した相棒の走りをたたえた。

 女性騎手初のグレードレースVへ、条件は好転する。キッキングにとって、ダート1200メートルは4戦4勝と負けなし。「自分にとっても重賞を勝つチャンスですが、続けて乗せてもらえるのがありがたいです」と感謝の言葉を口にする。

 枠も絶好の3枠6番を引き当てた。16年のデビューから丸3年、次々と女性騎手の記録を塗り替えてきた菜七子。大井では17戦して(1・1・0・15)。17年8月29日以来のVを目指し、「乗り味が良く、素晴らしい馬。どんなレースでもできます。自信を持って乗れるようにしたい」と力が入る。熱烈な菜七子・サポーターの一人で、風水師のDr.コパこと、小林祥晃オーナーのためにも、勝って恩返しをしたい。

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